「殺戮にいたる病」感想

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殺戮にいたる病 (講談社文庫)

殺戮にいたる病 (講談社文庫)

読み終わって唖然として、読み返して納得。サイコ・ホラーサスペンスとして十分に面白い上に、プロット上の工夫が作品のテーマと融合している傑作(解説で笠井潔氏が述べている通り)。

終わってみれば、各章冒頭に引用されるエピグラフの意味も分かってきます。

今、新本格以降の本格ミステリーを年代順に読み進めているのですが、この時期(90年代)は凄いですね。本作は92年作ですが、このあと京極夏彦(94年)と森博嗣(96年)がデビューするわけですし。

当時リアルタイムで読んでいた頃のことを、ちょっと思い出したりしました。

【本格ミステリ・クロニクル 300】読了19作目 1992年作