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「少年少女漂流記」感想

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少年少女漂流記

少年少女漂流記

少年少女の「痛さ」がモチーフの幻想物語。

巻末の乙一(原作)×古屋兎丸(作画)対談に出てくる言葉のうち、「中二病」「銀河鉄道999」「ねじ式」「エヴァンゲリオン」「バタアシ金魚」「真剣10代しゃべり場」に自分は反応(ちなみに、伊集院光のラジオに多く言及されています)。

「魔女っ子サキちゃん」「お菓子帝国」の2編が好きですね。

昔、乙一の著作をよく読んでいたので、久しぶりに味わう乙一的世界でした。最後が上手くまとまっています。

ある種の人(私とは正反対の人)には生理的に受け付けられないであろうタイプの物語ですが、上記で挙げたワードの複数に反応できる人ならきっと楽しめるはずです。

個人の悲しみや怒りが世界を滅ぼす系の物語は、昔の童話から現代まで多く描かれていると思うけども、やっぱり自分は好きですねえ。

【きっかけ:金原瑞人「ふしぎ文学マスターが薦める100冊」https://goo.gl/6TMs7H