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「ヰタ マキニカリス I」感想

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ヰタ マキニカリス〈1〉 (河出文庫)

ヰタ マキニカリス〈1〉 (河出文庫)

短編集「ヰタ マキニカリス」は同じ河出文庫から「恩田陸・長野まゆみ・星野智幸氏絶賛」との触れ込みで、一巻本が2016年に出版されています。

けれども、20年前に手に取ったこの分冊版(本巻には「一千一秒物語」を併録)を再入手して、再読しました。初読時の衝撃は大きく、野田秀樹氏による解説も含めて思い出の一冊。

「一千一秒物語」こんな文学があるなんて、文学音痴の自分には衝撃でした。もし今の時代に足穂がいたら、Twitter文学を生み出していそうだ。「黄漠奇聞」「チョコレット」も好きですね。

正直、自分の読書力では追いつけないところもあるけれど、それでもタルホ世界に強く惹かれてしまいます。

新潮文庫版の「一千一秒物語」は又吉直樹さんの推薦帯で、今の若い人にも多く読まれたでしょうし、今後とも読み継がれていって欲しい作品です。